当院のご案内
院内環境
病院にいることを忘れてもらえるような環境づくり
これが私たち山下わたる内科の願いです。
透析患者さんは週に3回、しかも1回当たり4時間という長い時間を病院の中で過ごします。そうなるとどうしても心が沈みがち。
そこで私たちは考えました。「病院にいることを忘れてもらえるような環境づくり」をしようと。患者さんにとって、ここは特別な場所でなく、空気のようにさりげなく、だけどなくてはならない存在でありたいと願っています。
その理想を実現しようと当院では面積3,300平方メートル(1周140メートル)におよぶ屋外庭園を設けました。この庭園自体は医療の本質とは何の関係もないかもしれません。しかし、患者さんだけでなくここを訪れる方々がホッと一息つき、明日の活力にしていただけるのならとても意味のあることだと考えています。
神秘を称える霧島の山々と、生命力あふれる桜島、洋々と人を包み込むかのような錦江湾、生きた自然の脈動に感化され、少しでも元気を取り戻してもらえたらと願っています。
透析センターでは下記のような取り組みをしています。
1.室内の空気を外へ逃がし、外の新鮮な空気を取り込むダクト式の空調システム
2.透析センターは目にやさしく明るさの感じられる間接照明
3.屋外庭園の緑をゆったり眺められるレイアウト
4.それぞれの透析ベッドで、自由に好みの番組をごらんいただけるビデオ装置(ご自分の希望のテープを持ち込んでいただくこともできます)
などです。また、広大な面積の庭園では散歩するもよし、休憩所にて語らうもよし、思い思いの時間を患者さん同士で、またご家族と共に過ごしていただければと思います。