鹿児島市谷山医療法人じげんじ久保クリニック(泌尿器科・内科)−前立腺肥大症、前立腺がん、尿路結石症、尿失禁・頻尿、血尿、膀胱がん、腎がん、包茎・パイプカット、生活習慣病などの治療・相談

 
 
 
 

■膀胱がん

「痛みを伴わない血尿が出ることがある…」

「最近頻尿で困っている…」

「排尿時に痛みを伴うことがある…」

「膀胱炎の症状を繰り返す…」

「膀胱炎だと言われたのだがなかなか治らない…」

こんな症状を感じることはありませんか?膀胱がんの可能性もあります。
膀胱がんは最近の食生活や喫煙が大きくかかわっているとされていますが、上記のような症状や膀胱炎が治らないと感じたときは早め早めに泌尿器科専門医に相談しキチンと対処しましょう。

膀胱がんとは?

膀胱は下腹部にあり、蓄尿(尿を貯める)、排尿(尿を押し出す)の二つの働きがあります。膀胱の内側は尿路上皮という粘膜が覆い、外側は排尿のための筋肉が取り巻く構造になっていますが、膀胱がんは尿路上皮から発生するがんで、男性に多く見られるがんです。膀胱がんは、大きく分けて次のような種類があります。

  • 表在性膀胱がん
  • 浸潤性膀胱がん
  • 上皮内がん

この中でも、浸潤がんは膀胱の筋肉まで腫瘍が到達した状態で、悪性度も高く、転移を生じる可能性があります。

膀胱がんの原因
喫煙が関与している代表的ながんのひとつで、タバコを吸わない人より約3倍なりやすいといわれています。染料などの化学薬品も危険因子のひとつで、仕事などで頻繁に化学薬品に接することが多い方によく発生し職業性がんとも言われました。
膀胱がんの検査

膀胱がんが疑われた場合、まず下記のような検査を行います。

  • 尿検査(尿中のがん細胞を調べます)
  • 超音波検査
  • 膀胱ファイバースコピー

膀胱内視鏡検査は尿道からカメラを入れて膀胱内を観察する方法で、当院では軟性ファイバーという軟らかく細い内視鏡を用い行いますので、苦痛もほとんどありません。

膀胱がんの治療

内視鏡を尿道からいれて腫瘍を切除する経尿道的膀胱腫瘍切除術や腫瘍の程度によっては膀胱全摘除術、放射線照射あるいは抗がん剤を用いた治療なども行われます。また、上皮内がんや表在がんにはBCG(牛型の結核菌)膀胱内注入療法が有効です。

■腎がん(腎細胞がん)

「痛みも症状も特にないのに血尿が出る…」

「下腹部に疼くような痛さが続くことがある…」

「脇腹のところに腫瘤(こぶ)がある…」

「微熱が続く…」

「この頃訳もなく体重が減ってきた…」

「ときどき貧血を起こす…」

こんな症状に気づくことはありませんか?最近は画像診断の普及により、人間ドックや他の疾患の治療中に腎がんが偶然発見される方が増えていますが、症状に心当たりがあれば早め早めに専門医に相談しましょう。

腎がんとは?
腎尿細管上皮細胞から発生する、腎実質の上皮性悪性腫瘍を腎細胞がんといいます。腎に発生する悪性腫瘍の約90%を占めることから、単に腎がんともいいます。
腎がんの検査・診断

超音波によるスクリーニング検査、さらに必要であればCTやMRIによる検査、血管造影検査などでより詳しく検査し、正確な診断につなげます。
当院では、超音波検査などを行い後方支援病院、提携医療機関にてCTやMRIによる検査などを行っており、一人一人の患者さんの病状、体調に最大限の配慮をしてまいります。

包茎手術・パイプカット
包茎治療・手術

『包茎手術を決断したけどどんな方法があるんだろう…』

『実際手術を受けるには不安がいっぱい、もう少しくわしく知りたい…』

『手術のあと気をつけなければいけないことって何だろう…』

あなたのこんな悩みにお応えします。

まず、初診の際に治療・手術の必要性の判断や手術が可能かどうかの確認などといったカウンセリングを行います。治療・手術個所が非常にデリケートな部分であり、当然リスクも伴います。当院ではしっかりとしたご説明を行い、理解・納得された上で治療・手術を行います。当院では、患者様ひとりひとりのライフスタイルに対応可能な日帰り手術を行っております。手術後は、通院の有無や日常生活での注意点・禁止事項(入浴・運動など)などのご説明を行い、質問や疑問などがあれば全てお答えいたします。

包茎手術の種類

●環状切除術
環状切開術は包茎手術の中では最もポピュラーなもので、勃起した状態で原因となっている余分な包皮を円を描くようにして切除します。その際、性行為時の感度を維持するために包皮小帯や包皮内板は切除せず残しておき、感度の低下を防ぎます。

メリット
・手術時間の短縮(日帰り手術が可能)
・体への負担の軽減
・縫合に吸収糸を使用するため抜糸が不要
・包皮の狭窄部分や余剰な部分を直接切除するので、陰茎機能に対し最も生理的で負担が少ない

デメリット
・縫合部分の皮膚の色が違うため、粗く縫合すると縫い目が目立ちやすい

●背面切開術
背面切開術は、主に真性包茎やカントン包茎・子供さんの包茎などの手術の際に多く用いられる手術方法です。亀頭と包皮の癒着があれば剥がして包皮の先端部分を縦に切開して縫合します。

メリット
・手術時間の短縮(日帰り手術が可能)
・体への負担の軽減

デメリット
・切除部分がないため目立ちやすい

※治療・手術の際、未成年の方は保護者の承諾書が必要です。

パイプカット

「パイプカットって聞いたことがあるけど、精力が落ちるなど後あと影響はないのだろうか?」

「手術中の痛みとか、麻酔が切れた後の痛みはどの程度のものだろうか?」

「とても勇気のいる決断だけれど親身になって相談に乗ってくれるだろうか?」

「治療費はどれぐらいかかるのだろうか?」

などパイプカットを考えておられる方々の心配は様々です。私たち、鹿児島市の泌尿器科・内科「医療法人じげんじ久保クリニック」はそのような悩み、心配をお持ちの方々のお力になります。

パイプカットとは?

パイプカット(精管切除結紮術)とは、男性の不妊手術の一つです。精子が作られる精巣と精嚢の間を結ぶ精管を切除・結紮する手術です。手術後は射精自体は可能で次第に精子が出なくなります。

パイプカット方法
陰のうの付け根付近を約1cm程切開し、左右の精管の一部を切除し、切断端が反対方向を向くように縛ります。手術は精索浸潤麻酔という局所麻酔でおこないます。

術後の注意事項
術後しばらくは避妊が必要です。精子は精嚢にも蓄えられているため、手術後もしばらくはコンドームなどの避妊法を続ける必要があります。手術後に射精を15〜20回ほど行うまでは完全な不妊とはならないためです。精子が出なくなったかどうかは、射精された精液の検査で確認します。


※パイプカットは自由診療となります。手術代は事前の受診や再診料、ガーゼ代も含んでおります。

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